働き方改革は「お先に失礼します!」の一言から始まる!

自己啓発
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先日テレビで「フラリーマン」なる人たちの特集が組まれていたのですが、みなさんはこの言葉知っていますか?

 

私はこの特集を見て初めてこの言葉を知ったのですが、フラリーマンとは、仕事を終えて退社しても、まっすぐ帰宅はせず ぶらぶら寄り道しながら帰るようなサラリーマンのことを言うようです。

最近になって政府が進めている働き方改革により定時退社をする人が増えてきたため、時間を持て余してしまう人が増え社会問題となってしまっているようです。

 

このニュースを見たときは、そんな人もいるんだ〜定時上がりできるなんて良い会社に勤めてるんだなぁ〜という感想しか持ちませんでしたが、このニュースが頭に残っていたせいなのか本屋で面白い本ないかな〜と棚を物色していたときに、今回取り上げる中村一さんの「お先に失礼します!」が目に留まりました。

 

読んでいるうちにこの本で扱っているテーマとフラリーマンとでは根本にある問題は同じではないかと感じましたので、今回の読書から学ぶでは、「お先に失礼します!」を取り上げつつ仕事の仕方について考えていきたいと思います。

 

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お先に失礼します!

「お先に失礼します!」この一言をいうのにプレッシャーを感じませんか?

 

他の人が仕事をしているのに、自分だけ先に帰るのは気が引けますよね。一見簡単に思えるこの一言が言えないが故に無駄な残業をしている人が、私を含め私の周りにたくさんいます。

 

著者の中村一さんも、もともとは残業ありきの仕事を行なっていましたが、家庭の事情で強制的に残業を行うことができない環境に置かれるようになったことで、残業や仕事あり方について深く考えるようになり、残業を全くしない仕事の仕方をするようになりました。

 

著者は家庭の事情で、言わば強制的に自分の仕事の仕方について考える機会を持つことになりましたが、そうでもしないと自分の仕事の仕方について考えるきっかけを持つことは難しいと思います。

 

本を読むというのは、そのようなきっかけを作る手助けになります。ここからは、この本を読み自分の仕事の仕方についてどのように考えたのかを書いていきたいと思います。

 

会社に人生を捧げる時代はとっくに終わった

自分たちの親の世代までは、一度会社に入ったら定年退職まで勤め上げるのが普通の価値観でした。年功序列で賃金が上がり続けたので、仕事に打ち込むことが正とされてきました。

 

しかし、今はそんな時代ではありません。不況で大企業でも倒産する時代ですので、会社に人生を捧げても倒産やリストラで簡単に会社から裏切られてしまいます。

 

そのような不安定な時代に前時代のような仕事の仕方をしていても、賃金が上がるわけでもないですし、それどころかサービス残業で賃金の未払いが発生するだけです。

 

今ある価値観を完全に捨て去ることが難しくても、全く新しい価値観を持ってきて、両者を比べてみることはできるはずです。

 

「仕事は生きるための手段」「仕事にやりがいや生きがいを求めない」「やりたいことは他にある」このように書くと不真面目に聞こえてしまいますが、私はこのように考えます。

 

仕事に人生を捧げるのではなく家族やその他のことに人生を捧げ、仕事は目的ではなく単なる手段と割り切るのも新しい価値観で良いのではないでしょうか。

 

趣味残業の弊害「フラリーマン」

仕事の質や内容ではなく、会社に残っていた時間に応じた残業代も手に入るとなれば、家に帰るより会社にいる方が居心地が良いと感じるようになってしまうのも、無理のないことなのかもしれません。

 

前時代の名残で、今でも長時間労働=高評価という評価軸を持つ企業はまだまだ多いという現状にあります。

仕事をする側からすれば、無駄な残業でも長時間働くことで残業代+高評価を得ることができますので、家に帰ってもやることがない人や家に居場所がない人が、帰ろうとせずに無駄な残業をするというのが横行していたのは理解できます。

 

しかし、景気が良い時代だったらそれで良かったのかもしれませんが、景気が悪くなって会社も人件費を削減するようになって問題が顕在化してきました。

 

①残業しないように業務の適正化を行う企業②残業代を支払わずサービス残業をさせる企業。前者は良い取り組みですが弊害としてフラリーマンが問題となり、後者はブラック企業としてニュースに取り上げられるなど問題視されています。

 

今まで、無駄な残業を行なって残業代+高評価を得ていた「趣味残業」な人が、働き方改革によって無駄な残業ができなくなり、今まで残業をして潰していた時間が急に空いてしまった為何をすれば良いのかわからず時間を持て余し、結果としてふらふらと寄り道しながら帰るフラリーマンが発生してしまうというのが問題になっています。

 

自分なりの価値観を持って仕事をする

フラリーマンという問題は、仕事一筋で生きてきた人が定年して仕事を辞めたあと、日々何をすれば良いのかわからず生き甲斐がなくなってしまうという問題と同じ匂いがします。

 

どちらも自分の生き方について、仕事という1つの自分軸しか持っていないため仕事を辞めたりしてその軸がなくなってしまうと、何をすればいいのかわからなくなり時間を持て余してしまうというものです。

 

仕事が好きで好きで仕方がない人は、仕事を軸にするのは良いと思います。しかし、私を含め仕事が好きではない人やできれば仕事をしたくないと思っている人ですら、周りの価値観に流されて仕事を自分の軸にしてしまっているというがこの問題の根源なのではないでしょうか。

 

まとめ

この本を読んで自分の働き方を見つめ直して思ったのは、自分が何のために仕事をしているのかを再確認する必要があるということです。

 

私が仕事をするのは、家族と生活をするためのお金を稼ぐためです。仕事は目的ではなく、お金を稼ぐ手段でしかありません。

ですので、残業のし過ぎで家族と過ごす時間がなくなるというのは本末転倒ですし、お金が発生しないサービス残業を行うのもあり得ません。

 

こういうことを言うと、今仕事を頑張るのは将来出世してたくさんお金を稼ぐためだから結果として家族のためになる。という言い訳を言う人がいますが、どうなるかわからない将来よりも現在の方が重要ですので、私は家族を優先したいと思います。

 

この本の著者のように、極端に残業0を実施したり育児休業をとるかどうかはわかりません。

しかし、今回の本を読んで、自分軸をしっかりと持って仕事をするということが大切であるということを再確認することができましたので、今後も軸を意識した生活を送っていきたいと思います!

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