AIはコンピューターなので出来るのは計算することだけ 「AI vs 教科書が読めない子どもたち」

自己啓発
Seanbatty / Pixabay
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技術の進歩により最近話題の「AI

ニュースや雑誌などでもAIに人間の仕事が奪われてしまう、なくなる仕事・なくならない仕事のようにキャッチーなタイトルを持って紹介されることが多くなってきました。

 

私自身も漠然と、映画などで見るいわゆる近未来のようにAIが生活の全般に進出してきて、仕事の仕方もかわっていくのかなという認識を持ってはいましたが、まだまだ先のことだろうと特に気にも留めていませんでしたが・・・

 

そんな中、たまたま今回取り上げる「AIvs.教科書が読めない子どもたち」を本屋で手に取ったことがAIについて考えるきっかけになりました。

 

この本は、AIが東大合格を目指す「東ロボくんプロジェクト」のプロジェクトリーダーである新井紀子という方が書いた、AIの未来や現代の子供の読解力などについて書かれた本です。

 

AIの専門家が一般の人向けに噛み砕いて説明をしてくれているので理解しやすく、読みやすい本でしたが、内容としても考えさせられる内容でした。

今回は、この「AI vs.教科書が読めない子どもたち」から印象に残った言葉を取り上げて備忘録としたいと思います。

 

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AIはコンピューターなので出来るのは計算することだけ

AIはコンピューターですので、出来ることは入力されたものを計算して答えを出すことだけです。

つまり、正しい答えを出そうと思ったら何が正しくて何が正しくないのかを教えてあげなくてはなりません。意味を理解している訳ではなく機械的に答えを出しているだけなので、常識を踏まえてであったり空気を読んでのような問いには答えることができません。

 

Siriなど一見すると意味を理解しているように見えるAIも最近出てきましたが、それもビックデータを基にこう質問されたらこう答えるみたいな答えが用意されているので、そう見えるだけなのです。

 

ここを理解していないと、AIはなんでもできると勘違いしてしまいます。ほぼ全ての仕事がAIに代替されるという噂を鵜呑みにしてしまうのもこの認識が薄いため起こってしまうので、要注意です!

 

AIは人間にはなれない

「真の意味でのAI」が人間と同等の知能を得るには、私たちの脳が、意識無意識を問わず認識していることをすべて計算可能な数式に置き換えることができる、ということを意味します。しかし、今のところ、数学で数式に置き換えることができるのは、論理的に言えること、統計的に言えること、確率的に言えることの3つだけです。そして、私たちの認識を、すべて論理、統計、確率に還元することはできません。

 

人間の行動・思考を全て解明し、再現することができれば理論上、AIは人間と同等の知能を得ることが出来ることになりますが、そもそも脳の働きは複雑過ぎるためその全体像すら把握することができていません。

 

つまりAIが人間と同じ知能を持つのは、私たちが生きているうちにはほぼ不可能と言えます。

 

先ほど書いたようにAIができるのは計算することです。

論理、統計、確率は計算式に当てはめることができますから、そこはAIの得意分野となりますが、論理、統計、確率に当てはまらない部分、意味を理解することや何が役に立つのか判断することは一概に計算式にあてはめることができないのでAIにとっては苦手分野となります。

 

AIにも得意分野と苦手分野があるんです!

今後、AIが発展していっても基本的な得意分野と苦手分野は変わりません。それなら仕事をAIに奪われないためにどうすればいいのかというと、

 

AIができないことをする!

 

AIの得意分野を頑張ってもAIには勝てませんから、AIができない部分をできるようにすることが大切になってきます。

相手の得意分野で勝負するのではなく、相手の苦手分野の中で自分にできることで勝負する!

日常生活でも同じですよね。

 

まとめ

私たちは学生の時から受験のために詰め込み教育で正解が決まっている問いに答えることを重点的に行ってきましたが、それってAIが一番得意とすることなんですよね、

その弊害なのか、文章を理解する力もどんどん低下していっているようです。

 

この本を読むことで、「学ぶ」ということについて、これからの子供たちのために考え方をかえていかなければならないと感じました。

 

みなさんは自分たちの子供に自分たちと同じように詰め込み教育を経て受験をさせたいですか?

 

私は嫌ですが、受験の仕組みが変わらなければ、今まで通りの勉強をせざる負えないんですよね・・・

AIやコンピューターが得意な、ただ知識を詰め込むことだけではなく、その知識をどう使うのかということに重きをおいた教育を自分の子供にはしていきたいと思います!

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