「バフェットとグレアムとぼく」から学ぶ投資の基本

自己啓発
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「バフェットグレアムとぼく」

 

この本は、投資家の父を持つインドの13歳の少年が投資について、投資の神様と言われるバフェットとその師匠であるグレアムを通して学び自分なりの言葉でまとめた本です。

13歳の少年が書いているとは思えないほどわかりやすく、投資初心者にも参考になる本でした。

投資についての基本的な考え方を学べる本でしたので、今回はこの本について取り上げたいと思います。

 

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分散は、われわれ自身の無知に対するヘッジである

“分散は、われわれ自身の無知に対するヘッジである。自分がしていることがわかっている者に取っては、分散はまったく意味のない行為である”

“分散投資をするにあたっては、それを組み立てるのも、また投資先を管理するのも簡単なことではなく、結局は面倒臭くなって手抜きをしがちになる”

 

本文中で分散投資について上記のように語られています。「分散は無知に対するヘッジである」というのは今まで聞いたことのない考えでしたが、確かに!と腑に落ちる考え方でした。

 

バフェットやグレアムのような専業投資家にとってはきちんと分析を行うことで少ない投資先から利益を得ることが重要であるということでしょう。実際にこの投資方法で莫大な財産を築いているのですからこの考え方は正しいのだと思います。

 

しかし、私のようなサラリーマンとの兼業投資家にとっては詳細な企業分析など時間がかかって効率が悪いだけです。

兼業投資家にとって重要なのはいかに手間をかけずに資産運用を行うかですから、「分散投資をすると結局は面倒臭くなって手抜きをしがちになる」というのは、そうならないような資産運用をしなさいということだと解釈しました。

 

ですので兼業投資家は

「無知に対するヘッジとして分散投資を行うが、それぞれの投資方法は複雑なものではなく、あまり手間がかからない投資方法とする」

が正解なのではないでしょうか。

 

長期投資は小さなミス・小さなコストに気をかける

”長期間にわたる複利効果を考えると、わずかなリターンの差も大きな差に変わる。小さなミス、小さなコストを気にかけること”

“活発にお金を動かすアクティブ投資をすると、コストがリターンを食いつぶしてしまうし、役に立たない雑音のような情報に反応する誘惑に駆られてしまう”

 

長期投資をする上で重要な考え方は、小さな利益も長期間続けると大きな利益になるのと同様に小さなコストも長期間続けると大きなコストになっていしまうということ

 

投資信託で言えば、少ないように見える売買手数料・管理費用も長期間で考えると大きなコストになってしまうということでした。

株式売買においても、売買する時に手数料がかかってきます。一回の手数料は数百円でも積み重なると大きなコストになるので、短期で売買するのではなく長期で運用することが大切であるということでしょう。

 

人間は自分の考えと異なる情報を無視してしまう

”人間はかならずしも合理的じゃないよ。あとから理屈づけして物事を正当化するものだ”

”市場が効率的だとしても、人間は自分の考えと異なる情報を無視してしまう。事実を分析するより、ほかの人の意見に左右され、最近のできごとを重視しすぎる”

 

この本を読んでいて一番印象に残ったのがこの部分でした。

 

現在コンピュータでの投資が多くはなっていますが、まだまだ投資をするのはほとんどが生身の人間です。ということは、投資について知ろうと思ったら同時に人間について知ろうとしなければなりません。

 

人は合理的ではありませんので、人が行なっている株式市場も合理的にはいかない。そんな中重要であるのは、事実に基づいて分析し計画を立て実行することである。分散投資の項目にもありましたが、バフェットとグレアムは分析などの事前準備がとても重要であるという考えです。

 

本文中には株を買った後すぐに5年間取引ができなくても大丈夫なような株を買いなさいという言葉もありました。この言葉も事前準備を行えば株を買った時点で投資はほとんど終了であり事前準備が重要であるということを示す言葉です。

 

まとめ

本文中には細かい用語の説明などもありましたが、私が重要であると感じたのが以上の3点でした。

この本を13歳の少年が買いたというのが素直にビックリです。良くまとまっていてとてもわかりやすかったですし、単純に文章が面白くてすぐに読み終わってしまいました。

 

最後の人についての部分の「人間は自分の考えと異なる情報を無視してしまう」という部分は株式投資においてだけではなく、多くのことについていうことができると思います。私自身この本を読んで重要だと思ったことは上記の点でしたが、無意識に自分の考えと異なる情報を無視しながら読んでしまっているのだと思います。

 

だからこそ、他の人との情報交換・意見交換をすることで物事を深く理解することができるようになるのでしょう。私自身、妻にも同僚にも投資を行なっているとは話をしていないので、このブログに買いてあるようなことを共有し話せる仲間が居ればなぁと感じることも少なくありません。

 

ですが、ないものを嘆いていても仕方ないので今後も引き続きお金の教養について勉強をしていきたいと思います!

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